関西の「粉もん」文化、世界へ発信 熊谷真菜さん

■大阪弁で粉物はコナモン。たこ焼きやお好み焼きをはじめとする穀類などの粉を使った食べ物の魅力を伝えようと、食文化研究家の熊谷真菜さん(59)は日本コナモン協会(大阪市)を18年前に立ち上げた。出身は兵庫県西宮市で、幼い頃から粉もんは身近な存在。祖母お手製のたこ焼きはだしにつけて味わうもので、大阪の屋台でソースをたっぷりかけて食べる人を目にして驚いたのは懐かしい思い出だ。高校3年から仏文学者の

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF27CV70X20C21A7000000/